院長のブログ
粘膜の荒れ
長い間不適合な入れ歯を入れていたり歯周病の放置、糖尿病の悪化などで顎の骨が吸収され咀嚼粘膜が失われ被覆粘膜だけになると硬いものが食べにくくなります。
此れも多くの患者さんは何とかなるだろうとのかんがえかもしれませんがなんともなりません。
硬いものを噛む醍醐味はなくなります。
もちろん骨造成してインプラントを打ち込めば何とかなる場合もありますが、ボナロンでも飲んでいればそれも不可能です。
荒れた被覆粘膜出は耐圧できないからです。
転ばぬ先の杖、総入れ歯は理論の分かる歯科医師で作るべきです。
医者の不養生、紺屋の白袴
恥ずかしながら下顎第二大臼歯が痛み連関痛で肩こりがいつもよりひどくロキソニンの連用になりました。
此れは8か月まえインレーガ取れてしまいましたが自分でセメントで仮封してそのうち歯医者?
に行こうと考えて放置、そのうち冷たいものが沁みるようになりました。そして熱いものが
沁みるようになりました。潰よう性歯髄炎から化膿性歯髄炎です。
此れではいけないと亀沢の後輩の霜鳥先生に急患でお願いしました。
麻酔下で抜髄、うそのように痛みがとまりました。
歯科医のありがたみしみじみ感じました、同時にわが身の不養生を恥じました。
2014/02/21