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院長のブログ
辻邦生の「雲の宴」上、下巻連休で完読です。
連休みで900ページの雲の宴完読しました。私としてはあまり読後感スッキリしないものがあります。
2人の女性と一人の男生きざまの物語ですが何か男の身勝手さがありロマンスとゆうより女の人の考え
辻邦生が男だから、書かれたのが1980年代だから今の2024年と違うような気がします。
最初半分くらいで彼のパターンが読めるのですが恋は盲目なのでしょうか二人の女性郡司薫の身勝手さに
気が付かず惹かれていくのが不思議です。はっきり言ってさわやかな読後感ではありません。
今次の休みは辻邦生「夏の光満ちて」を読む予定ですこれは300ページくらいの本で紀行文ですから
感情なしで読めます。12年前研修旅行のサンモリッツ、クールなどの地図を見ながら楽しみたいものです。
さて平日は石川中「瞑想の科学」、J.カバットジン「マインドフルネス ストレス低減法」、ビル・モイヤーズ「こころと治癒力」を今週はは読破します。
顎関節症の治療に強力な武器になる思考法なのですので精読します。昔大学院時代のセピア色のスライドは
キンダーマンのプロジェクターでぼちぼち見ます、これは時間がかかりますがバウチャー先生のハンズオン
コースの物なので大変貴重なものです。
デジタル化したいのですが大変な作業なのでできません。