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下顎の総入れ歯は湖に浮かぶボートだ!
下顎の総入れ歯は維持面積が舌が有る分少ないです。
そして下の顎は4つの筋:咬筋,側頭筋、外、内側翼突筋ですね、これは解剖学的なものです。
左右の顎間節が蝶番になり開閉、左右側方運動していますよね。
顎の堤が少なければ閉鎖維持できないから会話、咀嚼のときに動くのです。
右だけで咬めば左が動く、左で咬めば、右が動く、そして大事なことは咬合が鍵ですが上の機能平面が水平でなかったり、上の前歯の角度がきつい場合は下の前歯が先に当たりボートは転覆するのです。
これでわかりましたか?
下の総入れ歯は上の歯の影響がすごいことがーーー。
このことはあまり知らない患者さんが多いのが現実です。
上の歯と下の歯のかみ合わせは総入れ歯ではとても大切なのです。
下顎の総入れ歯の維持、安定の鍵は咬合です。これは天然歯よりよく患者さんは肌で感じるはずです