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噛む位置と顎関節安定位の大切さ
入れ歯でも冠でも部分的インレイでも顎関節の安定でのかみ合わせでなければ後にいろいろ障害が起こります。
ですから先人の歯科医師は咬合を大切にしていました。
現在咬合学があまり大切にされなく材料、形態などが主器に置かれているのが懸念されます。
機能がよくなければすべて置物にすぎないではありませんか?
もちろん床の間に飾る壺あるいは壁に飾る絵画、書であれば機能はないのでそのものの美しさでいいのですが
車にしても電車にしてもTitanです、ステンレスですなどでなく高速で安定して走れる機能ですよね。
何が言いたいかSNSなど投稿されているがぞうからけいたいのみで機能即ち咀嚼、発音、嚥下などが
おろそかにされている、機能解剖学から逸脱している症例がみられるのが一補綴専門医として懸念しています。
形態でなく機能これはとてつもなく難しいです、歯科医師のみの力量が試されるのです。形態の美しさ
は歯科技工士さんがおつくりしますがその補綴物に機能を与えられるのは歯科医師の真骨調です。
いまいち嚙みあわせがしっくりしない方は顎機能に対するミスマッチかもしれないですよ!!
フエスボウトランスファーの図
2024/10/26