院長のブログ
日常の臨床を顧みて
毎日初診の患者さんを拝見して想うことですがここまで我慢をしていなくてもいいのにと診療後に考えます。
皆で会食しても歯が悪ければ噛まず早食いや飲み込みですから食べ物の「旨み」味わえないはずです。
人間の顎関節は肉食動物と草食動物の混合型ですから捕食して食い切り,臼歯でこねる、こねきる
のです。そしてゴマでもプチンとつぶして油のうまみを味わうのです、ヒラメのうすずくりでも
側方運動で摺り切りその歯ごたえを感じるのです。欧米人はアングロサクソンの方はかみ合わせが
日本人と違い肉食に向いているので厚いステーキやハンバーガーがぶりとかぶりつき肉汁を味わう
毛抜き状咬合なのです。今の人はわかりませんが少なくても60歳以上の方は、昭和の方は偏見と独断
ですが和食をおいしく食べてみたいのではないでしょうか。
元気でいられるときに歯が悪くて食べられない、同じお金を出して味わえない不条理に感じませんか?
歯のいい人にはわからない世界ですね。
お口の環境管理をしておいしくたべましょう、日本は世界的に見て私は料理、食材最高と思います。
それを生きていく中で享受しないことはとてももったいないことです。
人の命は有限です、毎日、毎日が人生です大切に楽しくおいしく食べて過ごしたいですね。
日々の臨床の中でこの頃思うことをとめどなく述べさせていた大来ました。
世の中か不安な時代です。
コロナのこと、ロシアとウクライナのこと、地震のことなどきりがありませんね。
悩まずマインドフルネスで気持ちを和らげましょう!!
2022/03/28